前撮りをすることが決まったら、次に悩むのが「どこで撮る?」ということ。
東京駅の前で撮る写真も素敵だし、海辺でウェディングドレスを着て撮るのも憧れます。和装なら日本庭園もいいですし、ふたりの思い出の場所や、少し変わった場所で撮るのも楽しそうですよね。
前撮りは、選ぶロケーションによって写真の雰囲気が大きく変わります。
この記事では、東京・神奈川・千葉に絞って、前撮りやフォトウェディングで人気のロケーションを紹介します。前撮りの時期や費用の目安から知りたい場合は、そちらの記事もあわせてご覧ください。依頼先の種類や選び方は前撮りの依頼方法4パターン比較で解説しています。
「王道のウェディング写真を残したい」「海で開放的に撮りたい」「和装で撮りたい」「人とは少し違う写真にしたい」など、希望に合わせて探してみてください。
前撮りのロケーションは「どんな写真を残したいか」で選ぶ
前撮りの場所を決めるとき、最初から「人気の場所はどこ?」だけで探す必要はありません。
まずは、どんな写真を残したいのかを考えてみましょう。
- 東京らしい都会的な写真
- 映画のワンシーンのような写真
- 海を背景にした開放的な写真
- 緑に囲まれたナチュラルな写真
- 和装が映える日本庭園
- 夜景やライトアップを使った写真
- 花畑など季節感のある写真
- ふたりらしい自然な写真
同じウェディングドレスでも、東京駅と海ではまったく違う雰囲気になります。
「こんな写真が撮りたい」というイメージを先に決めると、ロケーションも選びやすくなります。
【東京】で人気の前撮りロケーション
東京駅・丸の内|王道のウェディングフォトならここ
東京の前撮りスポットとして外せないのが、東京駅・丸の内エリアです。
赤レンガの東京駅舎をバックにした写真はもちろん、丸の内の街並みや行幸通り、和田倉門など、周辺にも撮影スポットがあります。
特に夜の東京駅は、ライトアップされた駅舎とドレス姿の組み合わせが華やかです。
「前撮りといえばこの写真!」という王道カットを残したい人にはぴったりのロケーションです。
東京駅・丸の内エリアでは、東京駅舎だけでなく明治生命館や日比谷通り、行幸通り、和田倉門、和田倉噴水公園、三菱一号館美術館周辺など、雰囲気の異なる場所を組み合わせることもできます。
浅草|東京らしい街並みを残したいなら
東京駅とは少し違った「東京らしさ」を残したいなら、浅草も候補になります。
雷門や仲見世周辺など、和の雰囲気が強い街並みが特徴です。
洋装だけでなく和装との相性もよく、観光地を歩いているような自然な写真を残したい人にも向いています。
ただし、観光客が多いエリアなので、撮影する時間帯や場所は事前に確認しておきましょう。
目白庭園|東京で和装前撮りをするなら
和装で前撮りをしたい人に人気なのが目白庭園です。
日本庭園とお茶室があり、池の周辺や和室、縁側など、和装が映える写真を撮影できます。
特に庭園の池や六角浮御堂などは、白無垢や色打掛との相性もよく、落ち着いた雰囲気の写真を残したい人に向いています。
「東京で和装を撮りたいけれど、神社だけではなく自然も入れたい」という人は候補に入れてみてください。
浜離宮恩賜庭園|和装と東京の街並みを一緒に
日本庭園でありながら、背景に東京の高層ビル群が入るのが浜離宮恩賜庭園の魅力です。
池や茶屋などの和の風景と、都会的なビルが一緒に写るため、昔ながらの和装写真とは少し違った一枚になります。
四季折々の自然も楽しめるため、季節感のある前撮りにも向いています。
小石川後楽園・六義園・清澄庭園など|庭園派は比較してみて
東京には、目白庭園以外にも和装前撮りに向いている日本庭園があります。
- 目白庭園:池・お茶室があり和の雰囲気が濃い。王道の和装写真を撮りたい人に
- 浜離宮恩賜庭園:日本庭園と高層ビルが一緒に写る。東京らしさも入れたい人に
- 小石川後楽園:歴史ある回遊式庭園。趣のある和装写真を撮りたい人に
- 六義園:四季の自然が豊富。自然の中で撮りたい人に
- 清澄庭園:池・石・橋など見どころが多い。庭園内でいろいろな構図を撮りたい人に
ただし、庭園は場所によって撮影申請や撮影できない時期などのルールがあります。
「公園だから自由に撮影できる」とは限らないので、予約する前に必ず確認しましょう。
昭和記念公園|自然いっぱいのナチュラルフォト
東京で自然の中で撮影したいなら、国営昭和記念公園も候補です。
広大な敷地を持つため、都会の建物を背景にした写真とは違い、緑や季節の花に囲まれたナチュラルな写真を撮りやすいのが魅力です。
ウェディングドレスで自然の中を歩いたり、ふたりで話しているような自然体の写真を残したい人に向いています。
【神奈川】で人気の前撮りロケーション
城ヶ島|海・岩場・断崖の迫力ある写真
「普通の海辺とは違う、迫力のある写真を撮りたい」という人に注目してほしいのが、神奈川県三浦市の城ヶ島です。
海だけでなく、岩場や崖、草原など、自然がつくったダイナミックな景色を背景にできます。
夕暮れの海も雰囲気があり、東京駅のような都会的な前撮りとはまったく違う写真になります。
ウェディングドレスを着て広い海や岩場を背景に撮影すると、まるで映画のワンシーンのような写真に。
城ヶ島ならドローン撮影も
城ヶ島の前撮りで特徴的なのが、ドローンを使った空撮です。
広い海や岩場を上空から撮影すると、普通のカメラでは撮れないスケール感のある映像になります。
写真だけでなく、結婚式のオープニングムービーなどに使える映像を残したい人にもおすすめです。空撮の映像は、当日流すエンドロールの素材としても使えます。
ただし、ドローンはどこでも自由に飛ばせるわけではありません。撮影場所や飛行方法、許可などについて、撮影会社に事前確認しておきましょう。
大さん橋|海・横浜の街・夜景を全部楽しめる
横浜らしい前撮りをしたいなら、大さん橋も定番の人気スポットです。
海を背景にしながら、横浜の街やみなとみらい、ベイブリッジなどを一緒に写せます。
昼は海と空を生かした爽やかな写真、夜はライトアップされた街を背景にしたロマンチックな写真が撮れます。
夕方から夜にかけて撮影すると、時間によって写真の雰囲気が変わるのも魅力です。
日本大通り|海外の街並みのようなクラシカルフォト
「海よりも街並み」「海外っぽい雰囲気で撮りたい」という人には、日本大通りがおすすめです。
歴史的な建物や並木道があり、石造りの建物を背景にすると、まるで海外の街を歩いているようなクラシカルな写真になります。
ドレス姿との相性もよく、少し大人っぽいウェディングフォトにしたい人に向いています。
馬車道・横浜開港記念会館周辺|レトロな横浜を楽しむ
日本大通りと合わせて検討したいのが、馬車道や横浜開港記念会館周辺です。
明治・大正の雰囲気が残る街並みで、クラシカルな洋装前撮りとの相性が抜群。
「東京駅とは少し違うクラシカルな街並みで撮りたい」という人にもおすすめです。
山下公園|海と緑で爽やかな写真に
横浜で自然も海も取り入れたいなら山下公園。
海を背景にした写真だけでなく、季節の花や緑を使った写真も撮れるため、1か所で雰囲気を変えやすいのが魅力です。
三溪園|和装なら候補に入れたい日本庭園
横浜で和装前撮りを考えているなら、三溪園も候補に入れたい場所です。
広大な日本庭園の中に歴史的な建物や池、石橋、灯籠などがあり、和装が映える景色が揃っています。
白無垢や色打掛で、しっとりとした日本らしい写真を残したい人にぴったりです。
【千葉】で人気の前撮りロケーション
九十九里浜|海で開放的なウェディングフォト
千葉で海の前撮りを考えるなら、九十九里浜は定番候補です。
広い砂浜が続くため、海を大きく入れた開放感のある写真を撮りやすいのが魅力。
ウェディングドレスで海辺を歩いたり、ふたりで走ったり、砂浜に座ったりと、少しカジュアルで自然体の写真にも向いています。
「かっちりしたポーズより、ふたりらしい写真を残したい」という人には特におすすめです。
稲毛海浜公園|海辺でナチュラルに
千葉市内で海の前撮りをしたいなら、稲毛海浜公園も候補になります。
海辺の景色を使った撮影ができるため、リゾート感のあるウェディングフォトを残したい人に向いています。
ただし、公園でのプロによる撮影は一般的な利用とは扱いが異なる場合があります。撮影会社に許可や手続きについて確認しておきましょう。
東京ドイツ村|花畑に囲まれたかわいい写真
「海でも都会でもなく、かわいい雰囲気で撮りたい」という人には東京ドイツ村も面白い選択肢です。
花畑や緑を生かして、まるで絵本の中にいるような写真を残せます。
季節によって見られる花が変わるため、撮影時期によって写真の雰囲気も大きく変わります。
かわいらしいウェディングフォトや、自然体の写真を残したい人におすすめです。
佐倉ふるさと広場|風車と花畑で海外風に
少し個性的な前撮りをしたいなら、佐倉ふるさと広場も候補です。
オランダ風車をシンボルに、季節の花が楽しめるため、「日本にいながら海外っぽい写真を撮りたい」という人には面白いロケーションです。
ただし、撮影には事前申請が必要となる場合があります。撮影を検討するときは、最新の利用条件を確認しておきましょう。
ふなばしアンデルセン公園|花や風車を使ったナチュラルフォト
千葉県船橋市のふなばしアンデルセン公園も、花や緑の中で撮影したい人なら候補に入れてもよいでしょう。
風車のあるメルヘンの丘など、デンマークの牧歌的な風景を再現したエリアがあり、季節の花も豊富です。
ただし、ウェディング撮影が可能か、プロカメラマンによる撮影に申請が必要かなどは事前に施設へ確認しましょう。
「遊園地で前撮り」もあり?
前撮りというと、東京駅や海、公園などを思い浮かべる人が多いですが、遊園地やテーマパークのような場所を選ぶ人もいます。
ふたりが遊園地好きなら、メリーゴーラウンドや観覧車などを背景にした写真は、一般的なウェディングフォトとは違う「ふたりらしい一枚」になります。
ただし、テーマパークは特に撮影ルールの確認が重要です。
一般のお客さんとしてスマートフォンで写真を撮る場合と、ウェディングドレスを着てプロカメラマンが撮影する場合では、扱いが違うことがあります。
「撮影している人を見たから自分もできる」と考えず、必ず施設側や撮影会社に確認しましょう。
公園で前撮りするときは「撮影許可」を確認
公園なら無料で自由に前撮りできる、と思ってしまいがちですが、実はそうとは限りません。
特に、次のような撮影は一般利用とは別に申請が必要になる場合があります。
- プロカメラマンによる撮影
- ウェディングドレスや和装での撮影
- 長時間の撮影
- 三脚などの機材を使う撮影
- 大人数での撮影
- 商業利用
- ドローン撮影
「ここで撮りたい!」と思ったら、予約前に撮影可能かを確認するのが安心です。
前撮りスポットは「衣装」と一緒に考える
ロケーションを決めるときは、撮影場所だけでなく衣装との相性も考えてみましょう。ドレスの選び方や和装の種類を先に押さえておくと、場所とのバランスも判断しやすくなります。
- 王道・華やか:東京駅・丸の内(ウェディングドレス)
- クラシカル:日本大通り・馬車道(ウェディングドレス)
- 壮大・自然:城ヶ島(ウェディングドレス)
- 海・リゾート:大さん橋・九十九里浜・稲毛海浜公園(ウェディングドレス)
- 和風・上品:目白庭園・三溪園(白無垢・色打掛)
- 和モダン:浜離宮恩賜庭園(和装)
- ナチュラル:昭和記念公園・ふなばしアンデルセン公園(ドレス)
- かわいい・海外風:東京ドイツ村・佐倉ふるさと広場(ウェディングドレス)
前撮りは「人気スポット」だけで決めなくてもいい
前撮りの場所を探していると、SNSでよく見る東京駅や海、庭園などに目が行きます。
もちろん人気の場所には、それだけの理由があります。
でも、前撮りは「人気だから」という理由だけで決める必要はありません。
例えば、
- ふたりが初めてデートした場所
- よく遊びに行く公園
- 好きなテーマパーク
- 思い出の海
- 住んでいた街
- 好きな季節の花が咲く場所
など、ふたりにとって意味のある場所で撮影するのも素敵です。
何年後かに写真を見返したとき、「ここ、よく行ったよね」と思い出せる写真は、人気スポットとはまた違った価値があります。
前撮りの場所を決める前に確認したいこと
- ウェディングドレスや和装で撮影できるか
- プロカメラマンによる撮影が可能か
- 撮影許可が必要か
- 申請は誰が行うのか
- 撮影料金や施設利用料はいくらか
- 撮影できる時間帯
- 撮影できない時期があるか
- 三脚などの機材を使えるか
- ドローン撮影が可能か
- 雨天の場合はどうなるか
- 更衣室やメイク場所があるか
- 撮影場所まで衣装で移動できるか
特にロケーション撮影では、「撮影できると思っていたのに、実は許可が必要だった」ということがないように注意しましょう。
前撮りを結婚準備全体のどこに入れるかは、式場決定後の流れで整理しています。
まとめ|前撮りは「撮りたい写真」からロケーションを決めよう
東京・神奈川・千葉には、前撮りに向いているロケーションがたくさんあります。
王道の東京駅、海と街並みを楽しめる大さん橋、壮大な自然が魅力の城ヶ島、クラシカルな日本大通り、和装が映える目白庭園や三溪園、海辺の九十九里、花畑の東京ドイツ村など、雰囲気はそれぞれ違います。
大切なのは、人気ランキングだけで決めるのではなく、「どんな写真を残したいか」から逆算することです。
「東京らしい写真なら東京駅」「壮大な自然なら城ヶ島」「和装なら庭園」「海なら大さん橋や九十九里」というように、ふたりの理想に近い場所を探してみましょう。
そして、忘れてはいけないのが撮影許可です。
公園や観光施設などは、一般の観光目的の撮影と、プロカメラマンによるウェディング撮影でルールが異なることがあります。撮影場所が決まったら、必ず最新の利用条件を確認してから予約するようにしましょう。
前撮りは、結婚式当日とはまた違ったふたりの姿を残せる貴重な機会です。
「人気だから」だけではなく、何年後に写真を見返しても「ここで撮ってよかった」と思える場所を選んでみてください。