カラードレスの人気色はブルー系19.9%|首都圏ではピンク系が25.4%から13.4%に

カラードレスの人気色はブルー系19.9%|首都圏ではピンク系が25.4%から13.4%に

カラードレスを選び始めると、まず色で迷います。人気の色を着たい気持ちもあれば、周りと同じでは嫌だという気持ちもあって、何を基準にすればいいのか分からなくなりがちです。

実際にカラードレスを着た人の数字があります。全国でいちばん多かったのはブルー系で19.9%、次がピンク系の13.7%、赤系の12.3%でした。首都圏では、2018年調査で1位だったピンク系が25.4%から13.4%まで下がり、7年でほぼ半分になっています。決め手はデザインが91.6%で、色については「好みの色」「似合う色」「色味」の3つがそろって5割台でした。

数字はリクルートブライダル総研のゼクシィ結婚トレンド調査2024の首都圏版からです。答えたのは2023年4月から2024年3月に挙式か披露宴をした人で、調査票は妻が記入しています。カラードレスを2着以上着た人は、金額の高いほうの1着について答えています。首都圏版には、地域ごとの婚姻件数に合わせて重み付けした全国の推計値も載っていて、この記事で「全国」と書いた数字はその推計値です。

ゼクシィ結婚トレンド調査は2024年版が最後で、2025年からは結婚マーケット調査に統合されました。ただ、統合後の結婚マーケット調査2025の公開報告書にはカラードレスの色の表がないため、トレンド調査2024を使います。合計や差など、報告書に載っていない計算を当サイトで行った箇所は、その都度ことわりを入れています。

ウエディングドレスの選び方はドレスの選び方完全ガイドに、ドレスを何着着るかと費用はウエディングドレスは何着着る?にまとめています。この記事はカラードレスの色を何色にするか、何を基準に決めるかに絞ります。

カラードレスの人気色|ブルー系19.9%、ピンク系13.7%、赤系12.3%

カラードレスを着た人が選んだ色です(全国)。

  • ブルー系:19.9%
  • ピンク系:13.7%
  • 赤系:12.3%
  • グリーン系:10.7%
  • オレンジ系:9.6%
  • パープル系:7.6%
  • 黄色系:7.0%
  • 黒系:3.6%、紺系:3.6%、ホワイト系:0.5%
  • その他:10.1%

上位3色を合わせても45.9%で、半分に届きません(合計は当サイトによる計算です)。1位のブルー系でも5人に1人です。カラードレスの色は1つの色に集まっておらず、かなり分かれていると言えます。どの色を選んでも、少数派になりすぎることはありません。

衣裳室のラックに淡いブルー・紺・ピンク・赤・グリーン・黄・パープルのカラードレスが並び、女性の手が淡いブルーのドレスの裾を取っているところ
全国でいちばん多いのはブルー系の19.9%。上位3色を合わせても45.9%で、色は大きく分かれています。

なお、ゼクシィの記事には、結婚マーケット調査2025の数字として「1位ピンク、2位黄色」と紹介しているものがあります。ただ、公開されている同調査の報告書には色の表がなく、割合や誰に聞いたかを確認できませんでした。この記事では、表を確認できたトレンド調査2024の数字を使います。

首都圏ではピンク系が7年でほぼ半分に|25.4%から13.4%

首都圏の2018年調査から2024年調査までを並べると、色の好みははっきり動いています。

首都圏のカラードレスの色、ブルー系とピンク系の推移 首都圏でカラードレスを着た人のうち、ブルー系とピンク系を選んだ人の割合の推移です。2018年調査はブルー系21.5パーセント、ピンク系25.4パーセント、2019年調査はブルー系22.2パーセント、ピンク系24.1パーセント、2020年調査はブルー系23.7パーセント、ピンク系17.5パーセント、2021年調査はブルー系23.6パーセント、ピンク系18.8パーセント、2022年調査はブルー系22.5パーセント、ピンク系16.0パーセント、2023年調査はブルー系25.4パーセント、ピンク系14.0パーセント、2024年調査はブルー系21.3パーセント、ピンク系13.4パーセントでした。2019年調査まではピンク系が1位で、2020年調査からはブルー系が上回っています。 10% 15% 20% 25% 30% 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 (調査年) 21.5 21.3 25.4 13.4 ブルー系 ピンク系
首都圏でカラードレスを着た人が選んだ色(2着以上は金額の高い方)。ブルー系とピンク系の割合の推移で、2024年調査は291人。出典:リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」首都圏版。

2018年調査と2019年調査では、ピンク系がブルー系を上回って1位でした(25.4%と24.1%)。2020年調査で17.5%に下がって順位が入れ替わり、そのあとも16.0%、14.0%、13.4%と下がっています。2024年調査のピンク系は、2018年調査のほぼ半分です。一方のブルー系は、7回とも21.3%から25.4%のあいだで、ほとんど動いていません。

増えた色もあります。首都圏の黒系は2018年調査の0.6%から2024年調査は5.8%に、選択肢にない「その他」は5.3%から12.0%に増えました。定番の色から離れて、自分たちらしい色を選ぶ人が増えていると読めます。2024年調査で色を答えた首都圏の人は291人です。

カラードレスを着る人そのものは減っていません。全国では挙式か披露宴をした人の74.0%がカラードレスを着ていて、首都圏では2018年調査の64.8%から2024年調査は69.8%に増えています。

地域でも違う|北海道は赤系18.7%が1位、ブルー系は9.9%

地域別に見ると、北海道だけがほかと違う形をしています。北海道でいちばん多かったのは赤系の18.7%で、次がピンク系の16.4%、黄色系の12.9%でした。全国で1位のブルー系は9.9%で、全国の約半分です(倍率は当サイトによる計算です)。北海道の数字はカラードレスを着た171人の回答です。

北海道以外の14の地域では、すべてでブルー系が1位でした(長野・山梨、静岡、四国の3つは同率1位)。北海道に縁のある親やゲストが多い場合は、好まれる色が少し違うことを頭に入れておくとよいでしょう。親やゲストの好みが気になる場合は、試着の写真を見せて反応を確かめておくと安心です。

カラードレスの決め手|デザイン91.6%、色の3項目がそろって5割台

カラードレスを買うか借りた人が、決めるときに重視したことです(全国、複数回答)。

  • デザインがよいこと:91.6%
  • 好みの色であること:54.4%
  • 似合う色であること:53.5%
  • 色味がよいこと:51.2%
  • 会場に映えること:44.2%
  • スタイルがよく見えること:37.7%
  • 写真映えすること:34.0%
  • 価格が手頃であること:23.3%
  • 新郎衣裳との相性:21.8%
  • 後ろ姿が映えること:18.9%、他に着用する衣裳とのバランス:14.9%

デザインはほぼ全員が重視しています。そのうえで色については、「好みの色」54.4%と「似合う色」53.5%がほぼ同じでした。着たい色と似合う色の両方を見て決めた人が多い、ということです。どちらか一方だけで決めないほうが、満足しやすいと考えてください。

試着室の鏡の前で淡いブルーのカラードレスを試着した花嫁の後ろ姿と、裾を整える衣裳スタッフ
決め手は「好みの色」54.4%と「似合う色」53.5%がほぼ同じ。着たい色と似合う色の両方を見て決めています。

首都圏で増えたのは「会場に映える」と「新郎衣裳との相性」

首都圏で2018年調査と2024年調査を比べると、「会場に映えること」が44.8%から50.7%に、「新郎衣裳との相性」が16.2%から23.1%に増えました。反対に「写真映えすること」は36.2%から31.8%に、「細部の仕立てがよいこと」は20.0%から14.7%に減っています(差は当サイトによる計算です)。ドレス単体の見え方より、会場や新郎と並んだときの見え方を気にする人が増えています。新郎の衣裳の選び方は花婿の身だしなみ・タキシード選びガイドにまとめました。

外部の衣裳店で選んだ人は価格を重視している

首都圏で、どこで借りたか買ったかによって重視点を分けると、「価格が手頃であること」は会場が提携している衣裳店で20.8%(154人)だったのに対し、外部の衣裳店では67.7%でした。外部の衣裳店は31人と少ない数ですが、提携店の3倍を超えています。外部の店を選ぶときは、ドレスの持ち込み料がかかるかどうかも合わせて確かめてください。

カラードレスの色の決め方|数字から考える4つの視点

  1. 着たい色を2つか3つ挙げる:「好みの色」を重視した人は54.4%です。最初から1色に絞らず、候補を持って試着に行きます
  2. 試着して、似合う色を確かめる:「似合う色」を重視した人も53.5%です。同じブルー系でも、淡い水色と深い青では顔映りが変わります。顔の近くに布を当てて比べると違いが分かります。肌や髪の色との相性を見るパーソナルカラー診断を参考にする方法もあります
  3. 会場の雰囲気と合わせる:「会場に映えること」は44.2%で、首都圏では5割を超えました。壁や照明の色、昼か夜かで、同じドレスでも見え方は変わります。会場の写真を持って試着に行くと判断しやすくなります
  4. 新郎の衣裳とブーケを合わせて見る:「新郎衣裳との相性」は首都圏で16.2%から23.1%に増えています。並んだときの色の組み合わせと、手に持つブーケの色まで含めて決めると、写真の仕上がりがそろいます

ブーケの選び方と相場は結婚式のブーケに、白無垢や色打掛など和装を合わせる場合は花嫁の和装にまとめています。

披露宴会場で、淡いブルーのカラードレスの新婦が白とブルーのブーケを持ち、濃紺のタキシードの新郎と並んでいるところ
「新郎衣裳との相性」を重視した人は、首都圏で16.2%から23.1%に増えました。

よくある質問

Q. カラードレスでいちばん人気の色は何色ですか?

全国で最も多いのはブルー系(19.9%)で、ピンク系(13.7%)、赤系(12.3%)が続きます。北海道以外の14の地域では、すべてブルー系が1位でした。

Q. ピンクのカラードレスは減っているのですか?

首都圏では減っています。2018年調査では25.4%で1位でしたが、2024年調査では13.4%でした。それでも全国では2位で、選ぶ人が少なすぎる色ではありません。

Q. カラードレスを着ない人もいますか?

います。全国でカラードレスを着たのは挙式か披露宴をした人の74.0%で、4人に1人ほどは着ていません。お色直しを和装にする、ウエディングドレスだけにする、といった選び方があります。何着着るかの考え方はウエディングドレスは何着着る?で確かめられます。

Q. 色は何を基準に決めればいいですか?

重視点では「好みの色」54.4%と「似合う色」53.5%がほぼ同じでした。着たい色の候補を持って試着し、その中から顔映りのよいものを選ぶ順番にすると、どちらも満たせます。

まとめ|ブルー系が最多、でも色は大きく分かれている

  • 全国の人気色はブルー系19.9%、ピンク系13.7%、赤系12.3%。上位3色でも45.9%で、色は分かれている
  • 首都圏では、2018年調査で1位だったピンク系が25.4%から13.4%に下がった。ブルー系は21.3%から25.4%のあいだで安定
  • 首都圏では黒系が0.6%から5.8%に、「その他」が5.3%から12.0%に増えた
  • 北海道は赤系18.7%が1位で、ブルー系は9.9%。ほかの14地域はすべてブルー系が1位
  • 決め手はデザイン91.6%。色は「好みの色」54.4%と「似合う色」53.5%がほぼ同じ

人気の色は参考になりますが、上位3色を合わせても半分に届きません。着たい色を候補にして試着し、似合う色と会場との相性で絞り込んでください。それがいま、いちばん多くの人がとっている決め方です。

出典:リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」首都圏版(2023年4月から2024年3月に挙式または披露宴・ウエディングパーティーを実施した人。全国の数字は、地域ごとの婚姻件数に合わせて重み付けした推計値)。合計・差・倍率の計算は当サイトによるものです。