再婚・子連れで結婚式を挙げる|結婚時に子どもがいた人は19.5%、40歳以上は45.8%

再婚・子連れで結婚式を挙げる|結婚時に子どもがいた人は19.5%、40歳以上は45.8%

「再婚だから、結婚式は挙げないもの」。そう書いてある記事をよく見ます。

ところが一次データを見ると、結婚した時点でどちらかに子どもがいた人は19.5%、40歳以上では45.8%。そして実際に結婚式を挙げた人のうち、回答者本人が再婚だったのは16.5%でした。珍しいことではありません。

数字はリクルートブライダル総研の結婚マーケット調査2025から、【既婚編】821人と【トレンド編】817人の結果です。前者は結婚した人、後者は挙式や披露宴、食事会を実施した人が母数です。合算・比率・年月への換算など、報告書にそのまま載っていない数値は当サイトによる計算です。

和風庭園の飛び石を、子どもと手をつないで並んで歩く新婦と新郎
結婚した時点で子どもがいた人は19.5%。40歳以上では45.8%でした。

結婚した時点で子どもがいた人は19.5%|40歳以上は45.8%

まず、結婚した当時、二人のいずれかに子どもがいたかを聞いた結果です。【既婚編】821人への単一回答になります。

  • いた:19.5%
  • いなかった:80.5%
結婚した当時、二人のいずれかに子どもがいた割合 結婚した821人への単一回答。全体では19.5パーセント。年齢別では24歳以下が24.8パーセント、25歳から29歳が11.8パーセント、30歳から34歳が22.3パーセント、35歳から39歳が23.5パーセント、40歳以上が45.8パーセントでした。40歳以上だけ突出しています。 結婚した当時、二人のいずれかに子どもがいた割合 結婚した821人。かっこ内はその年代の人数 全体(821人) 19.5% 24歳以下(142人) 24.8% 25から29歳(368人) 11.8% 30から34歳(166人) 22.3% 35から39歳(96人) 23.5% 40歳以上(49人) 45.8% 結婚マーケット調査2025【既婚編】より作成
40歳以上だけ、はっきり別の形です。ただし答えたのは49人なので、幅を持って見てください。

25歳から29歳の11.8%が最低で、40歳以上の45.8%が最高。その差は34.0ポイントあります。24歳以下も24.8%と高めで、いちばん若い層と上の層で高くなる形でした。

ただし40歳以上で答えたのは49人です。45.8%は実数にすると22人ほどなので、この数字だけは幅を持って見てください。25歳から29歳は368人と厚みがあります。

結婚した人のうち再婚は、自分が14.0%、相手が18.9%

同じ821人に、初婚かどうかも聞いています。

  • 自分自身が初婚:86.0%(初婚ではない14.0%)
  • 相手が初婚:81.1%(初婚ではない18.9%)

年齢別も並べます。左が自分、右が相手の「初婚ではない」割合です。

  • 24歳以下:12.7%/16.7%(142人)
  • 25歳から29歳:7.5%/13.9%(368人)
  • 30歳から34歳:13.5%/23.2%(166人)
  • 35歳から39歳:26.1%/26.2%(96人)
  • 40歳以上:44.0%/34.3%(49人)

34歳までは、相手が再婚のほうが自分より多いという形です。30歳から34歳では13.5%と23.2%で、10ポイント近い差がありました。35歳から39歳でほぼ並び、40歳以上では逆転します。自分が44.0%、相手が34.3%です。

「再婚は92.1%が何もしていない」との違いは、母数

再婚と結婚式で検索すると、別の数字によく行き当たります。上位の記事を読んで確かめました。

  • ある調査会社が2024年に20代から30代の男女224人へ聞いた結果として、再婚時は「何もしていない」が92.1%、「結婚式・披露宴ともに開催」は3.9%と紹介されています。初婚では結婚式と披露宴をどちらも行った人が約60%、とも書かれています
  • 一方この記事の数字では、実際に結婚式を挙げた817人のうち、回答者本人が再婚だったのは16.5%、相手が再婚だったのは13.9%です

どちらも間違いではありません。数えている向きが逆です。

  • 92.1%は「再婚した人のうち、式を挙げなかった割合」。分母が再婚した人です
  • 16.5%は「式を挙げた人のうち、再婚だった割合」。分母が式を挙げた人です

再婚で式を挙げる人は、再婚者の中では少数派です。それでも、式場にいる人の6人に1人は再婚でした。「うちだけ浮くのでは」という心配に対しては、後者の数字のほうが答えになります。

もうひとつ書いておきます。224人という母数は、20代から30代の未婚も既婚も含んだ全体の数です。そのうち再婚に当てはまる人だけを取り出した割合なので、92.1%や3.9%の実数はかなり小さいと考えられます。1.3%という数字も出ているので、母数は数十人の規模でしょう。

子連れの結婚式、子どもは出席したのか|一緒に出席15.4%

実際に結婚式を挙げた817人には、当日、子どもがいたかどうかと、出席したかどうかを聞いています。

  • 子どもはいなかった:79.9%
  • 子どもがいて、一緒に出席した:15.4%
  • 子どもはいたが、出席しなかった:4.7%

当日に子どもがいたのは20.1%で、そのうち4.7%は式に出ていません。年齢別だと形がはっきりします。

  • 24歳以下:いなかった55.9%/一緒に出席29.8%/出席しなかった14.3%(57人)
  • 25歳から29歳:81.8%/13.1%/5.1%(192人)
  • 30歳から34歳:85.0%/12.5%/2.5%(194人)
  • 35歳から39歳:86.2%/10.0%/3.9%(148人)
  • 40歳以上:75.8%/19.8%/4.5%(226人)

24歳以下は44.1%に子どもがいました。そしてそのうち14.3%は出席させていません。この層だけ、出席しなかった割合が全体の3倍あります。

「子どもがいる=一緒に出る」ではありません。月齢が低い、預け先がある、演出に組み込まない、理由はいろいろ考えられます。ただし、この調査は理由を聞いていません。ここから先は推測になります。

子どもを連れて挙げる場合の進め方は産後の結婚式はいつがいい?に、当日の服装は結婚式に子どもを連れて行くときの服装にまとめました。

料亭の個室で、黒留袖の親族や子どもと丸いテーブルを囲んでいる新婦と新郎
当日、子どもが一緒に出席したのは15.4%。親族中心の食事会という形もあります。

3つの数字は、足し引きできない

ここまでの数字は、母数が2種類あります。混ぜないように書いておきます。

  • 【既婚編】821人:結婚した人が母数。子どもがいた19.5%、自分が再婚14.0%、相手が再婚18.9%はこちら
  • 【トレンド編】817人:挙式や披露宴、食事会を実施した人が母数。当日の子ども20.1%、再婚16.5%はこちら

人数が近いので同じ集団に見えますが、別の調査です。「結婚した人の19.5%に子どもがいて、式を挙げた人の20.1%に子どもがいた」という並べ方はできますが、引き算して「差の分は式を挙げなかった」とは言えません。

再婚・子連れの結婚式で、先に決めること

  1. 子どもが出るかどうかを先に決める。いた人のうち4.7%は式に出ていませんでした。出す前提で組んでから変えると、席次も演出も動きます
  2. 規模から決める。親族中心にするなら少人数結婚式・家族婚の費用相場が使えます。人数が減れば、説明する相手も減ります
  3. やらない選択も同じ土俵に置く。結婚式をしない選択に分布があります。やる前提で悩まなくて構いません
  4. 得られるものを先に見ておく。結婚式をやってよかったことのとおり、上位は人との関係が占めます。誰と会いたいかで決めると早いです

そもそもなぜやるのかは披露宴をやる理由に、交際期間や結婚までの流れは結婚までに何年付き合った?にまとめています。

ダイニングテーブルに披露宴の席次表とゲストリストを広げ、付箋を見ながら相談している女性と男性
子どもが出るかどうかを先に決めておくと、席次も演出も動かさずに済みます。

まとめ

  • 結婚した当時、二人のいずれかに子どもがいた人は19.5%。40歳以上は45.8%でした
  • 再婚は自分が14.0%、相手が18.9%。相手が再婚のほうが、どの年代でも多い形です
  • 出回っている「再婚は92.1%が何もしていない」は、再婚した人が分母。この記事の16.5%は、式を挙げた人が分母です
  • 式場にいる人の6人に1人は再婚という読み方ができます
  • 当日子どもがいたのは20.1%。うち4.7%は出席していません。24歳以下では14.3%です
  • 40歳以上で答えたのは49人、24歳以下は57人と少なめです。幅を持って見てください
  • 数字はリクルートブライダル総研 結婚マーケット調査2025。【既婚編】821人と【トレンド編】817人が母数で、別の調査なので足し引きはできません

再婚でも、子連れでも、式を挙げている人はいます。少数派かどうかは、どちらから数えるかで変わります。気にするべきは割合ではなく、誰に来てほしいかのほうです。